傷官が2つも3つある人は何を秘めているの?四柱推命

四柱推命の「傷官(しょうかん)」という星は、私が長年占い師として多くの方の命式を見てきた中でも、特に魅力的な星のひとつです。この星を2つ、3つと持つ人の人生は、まるで色彩豊かな芸術作品のように個性的で魅力に溢れています。今日は、そんな傷官の特徴や、複数持っている方の素敵な才能についてお話ししますね。

・「傷官」って何?その特別な魅力について

傷官は四柱推命では「表現の星」と呼ばれています。この星を持つ人は、常に新しい視点や考え方を持ち、型にはまらない発想で周囲を驚かせることがあります。その名の通り「型破り派の星」なんです。

傷官の特徴は、何と言っても豊かな表現力と独創的なアイデアを生み出す力。物事を誰とも違う視点から捉え、独自の感性で表現することができます。この星は自分らしさを大切にし、既成概念にとらわれない自由な発想を促してくれるのです。

私の友人にも傷官を持つ人が何人かいますが、彼女たちはみな「普通」という枠に収まらない魅力を持っていて、いつも新鮮な会話や発想に驚かされます。

・傷官が2つ・3つある人はどんな性格?

傷官を複数持つ人は、その特徴がより強く現れます。基本的な性格として、非常に高い知性と繊細な感性を備えていることが多いです。鋭い直感力と問題解決能力を持ち、周囲が気づかないような小さな変化にも敏感に反応します。

傷官が2つある人は、特に芸術的センスに優れていることが多く、視覚、聴覚、触覚など様々な感覚が研ぎ澄まされています。他者の感情や雰囲気を読み取る能力も高く、共感力が豊かです。また、好奇心旺盛で、新しいことに挑戦することを恐れません。

傷官が3つと増えると、さらにその創造性と感受性は強まります。ただし、感性が鋭すぎるあまり、時に自分自身や周囲の人を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。感情の起伏が大きく、喜びも悲しみも人一倍深く感じる傾向があります。

私自身、傷官が複数ある友人と過ごすと、その豊かな感性や独特の世界観に触れることができ、いつも新しい発見があって楽しいんですよ。

・傷官と命式の位置関係

四柱推命では、年柱・月柱・日柱・時柱の位置によって、傷官の影響の現れ方が異なります。

年柱に傷官がある場合は、外見や第一印象に表れやすく、おしゃれでセンスが良いと周囲から思われることが多いです。私の知り合いにも年柱に傷官を持つ女性がいますが、いつもトレンドを先取りしたファッションで、誰もが振り返るような存在感があります。

月柱に傷官がある場合は、仕事や職場環境に影響が出やすいです。自分の個性を発揮できる環境でこそ力を発揮し、創造性を活かせる仕事で成功することが多いでしょう。

日柱に傷官がある場合は、内面的な性格に表れます。感情が豊かでデリケートな面を持ち、深い愛情や理解を求める傾向があります。この位置に傷官がある人は、自己成長への意欲も高いことが特徴です。

傷官が複数ある場合は、これらの特徴が組み合わさって、より複雑で魅力的な個性を形成します。四柱推命協会の研究によると、傷官を2つ持つ人は、一つの分野だけでなく複数の才能を併せ持つことが多いとされています。

傷官が2つも3つもある人:四柱推命

・傷官が複数ある人の適職と転職のポイント

傷官を複数持つ人は、特にクリエイティブな分野で才能を発揮します。情報を素早く処理する能力や、独創的なアイデアを生み出す力が強みです。

具体的な適職としては、デザイナー、アーティスト、音楽家、作家、映像クリエイター、料理人など、自己表現ができる仕事が挙げられます。また、カウンセラーや心理士、占い師など、人の心に寄り添う職業も向いています。私自身、傷官を持つことが占い師としての直感力に繋がっていると感じることが多々あります。

一方で注意したい点もあります。傷官が複数ある人は、自由を何よりも重視する傾向があり、上下関係が厳しい環境や、マニュアル通りに仕事をすることを苦手とします。転職を考える際は、自分の創造性を発揮できる職場環境かどうかを重視すると良いでしょう。

私の相談者の中にも、傷官が2つある方が、大手企業の事務職から独立してフリーランスのイラストレーターになり、生き生きと働くようになったケースがありました。

・まとめ-傷官の多さは繊細で美しい才能の証

傷官が2つや3つとある人は、非常に繊細で美しい感性を持ち、創造的な表現力に恵まれています。その特性を理解し、適切な環境で力を発揮することで、唯一無二の存在として輝くことができるでしょう。

自分の命式に傷官が複数ある方は、その特別な才能を大切に育み、あなたにしかできない方法で世界に貢献していってください。そして、その繊細さゆえに傷つきやすい心も、あなたの大切な一部として優しく扱ってあげてくださいね。あなたの感性は、この世界に必要な宝物なのですから。