愛犬の健康維持の為に欠かせないデンタルケア

7歳になるうちの愛犬は歯周病になり奥歯4本と前歯1本がありません。日頃の歯磨きがどれだけ犬の健康に影響し大切か、飼い始めたばかりの私は全く分かっていませんでした。今頃後悔しても遅いのですが、今のところ元気にしている愛犬の為にできる限りのデンタルケアをしています。デンタルケアを怠ってどうなってしまったのかと、今気をつけている事をお話したいと思います。

子犬の頃にしっかりと歯磨きを習慣づけることによって、抵抗感がなくなりお手入れがしやすくなります。日々歯磨きをする事で当然歯石も付きづらく「歯石取り」をする必要もありません。歯磨きトレーニングを怠った事により、うちの愛犬は未だに歯磨きが苦手でお手入れを嫌がります。また歯石も付いてしまい、そこから歯周病へと悪化してしまいました。

「歯石が付いたら取ってもらえば良い」そんな簡単に考えていました。一度歯石を取る事で歯の表面に細かなおうとつができてしまい、術前よりもこまめにケアしないと余計歯石がついてしまいます。この「歯石取りの落とし穴」を私は術後ずっと後になってから知りました。それが愛犬が二度も歯石取りを受けなければならなくなった理由です。

歯石を取るためには全身麻酔をするかしないかの2つの方法があります。全身麻酔をするメリットは、歯の隅々まで歯石を取ることができる事と犬に恐怖や痛みを与えなくてすむ事です。デメリットは、身体への負担がある事(特に体の小さな犬種には大きな負担となります)です。一方、全身麻酔をしない場合は、身体への負担は少ないけれど、術中の恐怖や痛みに耐えなければならず、

どうしても動いてしまうので歯石が取り切れないこともある事がデメリットと言えます。とてもとても悩みましたが、私は2度とも全身麻酔をする方を選びました。一度目の施術後も愛犬が歯磨きを嫌がれば早々に終わらせてしまっていた私。

歯石が付きやすくなってしまっていた愛犬の歯には再び歯石が付き、ひどい歯周病となっていました。異変に気づいた時には前歯がグラグラになっていて歯茎は赤く腫れあがっていたので、慌てて動物病院に行きましたが「時すでに遅し」でした。

初めての歯石取りから2年も経たずに再度歯石を取る事となり、その際に奥歯4本と前歯1本を抜かれました。また歯周病になってしまった事で他の病気になる危険性についても注意を受けました。

デンタルケアの大切さを身に染みて感じた私は、本やインターネットで歯磨きの仕方を学び実践しています。今は毎日のお手入れには歯磨きシートを使い、数秒ですが歯ブラシも頑張れるようになりました。本来歯ブラシが一番良いのでしょうが、長続きさせる事を第一に考えて歯磨きシートからスタートしました。また抱っこしている時などに口周りを撫でたり口を指で触りして「触られる抵抗感」を少なくする事を心がけています。ドクターワンデルという専用商品を使うのもいいでしょう。詳細はこちら⇒ドクターワンデル 最安値

初めは嫌がっていた愛犬でしたが少しずつ慣れてきて、少しの時間であれば大人しくできるようになりました。そして月に一度トリミングサロンでプロに歯磨きをしてもらっています。これ以上歯周病が進行しないように、愛犬がずっと元気でいられる事を願っています。