電車の中の広告などで、全身にムダ毛がなく、つる艶に輝く、若い女性の写真を毎日の様に、見かけることが多くなりました。
そんな殆どのモデルさんは、女性の華やいだ季節と言われることの多い、20代でしょうか。
世の中の全身脱毛ブームに対してNGなどと言う気持ちはないのですか、女性の全身脱毛って、私は何だか少し、恥ずかしい様な気持ちがするのです。
ビキニラインなど、クレアクリニック キャンペーンで脱毛をして頂くことが恥ずかしいのではなく、自分の四肢や、両脇、ビキニライン、といった箇所が、ツルツルになることが、生き物として、恥ずかしいのです。
女性の皆さんには、そんな、感覚はないでしょうか。
確かに、例えば、欧米の女性の体毛は多くの人がその人の髪の色と同じで、人によっては、金色です。
腕の毛や、足のすね毛が太陽の光を受けて、彼女たちの体毛が金色に輝く様子はまるで優雅なライオンを思わせて、神々しく、私の目には映ります。彼女たちの年齢は、無関係に。
翻って、日本人の体毛はというと、黒や茶色が殆どですよね。
日に照らされても、確かに神々しさこそないかもしれませんが、やはり、私には美しく感じられるものです。
私っておかしいでしょうか。
オゾン層破壊が叫ばれた頃、オーストラリアの学校では、女生徒にすね毛を剃らない様に指導した学校があったと聞いたことがあります。体毛が生えるのは身体の大切な場合で、体毛はそんな大事な箇所を自然界や危険から、守っているのですよね。
また、女性の脇毛を好む異性は海外の男性だけでなく、日本人にも意外に多くいるらしいです。
結婚してから夫が妻に、君、脇毛を永久脱毛したなんて、何てもったいのないことをしたんだ!と、嘆き話した、という夫婦のエピソードもきっと多くの方に、知られているのではないでしょうか。
さて、永久脱毛を全身に施した若い女性は妖精の様で可憐かもしれません。
また、人によっては剛毛を気にしていたり、体毛の個性でいじめられて、暗い気持ちになっている女性も人知れず、沢山いるのだろうなと思います。
けれども私はですが、生き物の自然な姿って、なんて綺麗なんだろうって、本当によく、思うのですよ。