「生理」という言葉を初めて知ったのは、いわゆる生理の授業という小学校での説明会でした。
知っている方も多いかと思いますが、ジブリ映画の「おもひでぽろぽろ」に出てくるあのシーンです。生理と付き合い始めて30年経つ私の時代にもあの授業はありました。
男子だけ校庭で遊んで女子だけ体育館に集められるという生理の授業。ここで私は初めて生理のなんたるかを学びました。
私には10歳の娘がいますが、そろそろ生理の授業があるのでは?と思っていたところ、今は女子だけ集めて授業をするスタイルではないそう。男子も含めて保健の授業で行うらしいのです。もちろん男子のなんたるかも女子も勉強するみたい。時代が変わりましたね。
娘には幼いころから生理がなんなのかを伝えてきたつもりですが、そろそろ本格的に理解してきている様子です。お風呂上りにナプキンをつけている姿や、赤ちゃんが生まれてくる仕組みをなんとなくですが説明してきました。それプラス学校での授業で理解が深まったようです。
私はというと、そろそろ閉経か?という年齢もみえてきた頃ですが、生理についてよくよく考えるようになったのはここ最近です。
それまでは本当にただただ面倒なものでしかありませんでした。おなかがいたくなるし、プールにも入れないし、学校や会社では何もなかったようにふるまわなくてはいけないやっかいなもの。最初の生理になった時は腹痛と気分の悪さから寝込みましたし、こんなんでは社会にでて働くなんて無理に決まってる!と思っていました。
現に私の母親は会社員でしたが、度々生理休暇なるものをとって会社を休んでいたので、そういった制度のあるところでしか私は働けないと思っていました。実際には薬をのんで痛みを緩和することで社会にでても働くことはできましたが、社会の現実を知ると生理休暇なんてほんのわずかな会社にしか存在しないし、女性の多い職場でないと休暇申請もやりにくいなと感じました。
実際に生理休暇をとっていた母も上司が男性だったので言いにくいと言っていたし、会社を休んで家にいると義理の両親に生理休暇だと言わないといけないことになり、それも嫌だと言っていました。確かにそうですね。私も嫁の立場でわざわざ報告するのも毎月憂鬱です。
現在は低用量ピルを使うという選択肢も一般的になってきており、良い時代だと言えます。どうしても生理痛などがひどい場合は低用量ピルでかなりの改善を期待することもできます。
低用量ピルを入手するのが難しい、敷居が高いと感じる場合はオンライン処方サービスを利用するのもありです。
低用量ピルのオンライン処方サービスは複数登場していますが、代表的なものがスマルナでありかなり人気もあるサービスです。
実際にスマルナの口コミについて調べてみてもかなり評判が良く、利用者の満足度が高いこともわかります。
値段は必ずしも安くありませんが、それでも普通の病院やクリニックで診察を受けるのとさほど変わらない程度の値段になってきており、移動時間や交通費、待ち時間などがないことを考慮するとコスパが良いサービスです。
生理痛などがひどい場合はこのような選択肢も考慮するのが良いでしょう。
私の場合は、生理に関してはだいぶネガティブな思考が先行していましたが、産後体調を崩して生理やホルモンのことについて勉強をしてきた中で、ようやく一種の解決方法にたどりつきました。生理があるということは体の血液を失うことだと。それが鉄を失うことなんだと知ったのは最近のことです。
考えてみれば当たり前の解釈なのですが、鉄なんてどこかの食事で摂取しているだろうくらいに考えていた私は、だいぶ長いこと鉄を失い続けて体調不良になっていたのです。
そこで私は鉄を摂取することにしました。食生活でも鉄分の多い食材をとるように心がけて、プラス鉄のサプリメントを摂取していたところ、体調がみるみる回復していきました。
気分も晴れて行動的になりましたし、何より生理痛が軽くなりました。生理という現象自体はさけて通れませんが、生理中でも少しでも気分よく過ごすことがこの30年間で今一番できていると思います。